著書のご紹介
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2022-12-01
ブログ
(1)あたらしい日本の心理療法
「あたらしい日本の心理療法-臨床知の発見と一般化」(池見 陽,浅井光彦編集 遠見書房)が出版されました。
私は第6章「催眠トランス空間論(松木メソッド)」を担当しています。
本書の目的は、日本の心理療法の現状を世界にも発信するべく企画されたもので、先ずは、英訳する前に日本語で編集してみようと出されたものです。
体験過程療法(フォーカシング)、Gendlin E.Tの弟子の池見 陽先生とオープン・ダイアローグの浅井伸彦先生とが編集されています。それぞれの著者はなかなかユニークな臨床家ばかりで、日本発信の独自の臨床思想を持った先生方の集まりで、読み応えのある本になっています。是非、ご一読下さい。
(2)臨床心理学中辞典
遠見書房より、野島一彦先生監修で、「臨床心理学中辞典」が出版されました。発行がかなり遅くなってしまったようですが、公認心理師試験対策も兼ねて、専門用語の整理に役立つ内容かと思います。
私は、例によって、催眠療法について執筆しています。p.153 「催眠療法(hypnotherapy)」の担当です。