ストレスマネジメント

ストレスを解消するだけでなく、ストレッサーに対する〝感じ方〟や〝受け止め方〟(認知の仕方) を修正し、コミュニケーションスキルやソーシャルスキルを高めることでストレスに適切に対応する力を養います。良いストレス、悪いストレスという考え方ではなく、ストレスをどう受け止めるか(認知的評価)、対処行動を持っているか(ストレスコーピング)のふたつの要素が重要です。

催眠療法

心理療法としての催眠療法を医師との連携で行っています。催眠療法は〝科学的実証可能な根拠のある治療手段〟であり〝心理面接技法〟です。機能性消化管障害や慢性疼痛には認知行動療法とともに催眠療法もエビデンスがあると認められており、様々な事例に催眠を適用してきました。今も国際学会への参加、研究者との交流を通じ、知識、技術を高める努力を続けています。海外では肥満や禁煙治療などにも一般的に催眠が使われています。

心理カウンセリング

“不登校”や引きこもり、子育て支援、災害時のメンタルケア、犯罪や事故におけるPTSDなどのほか、家族関係でのお悩みの相談にもお応えします。カウンセリングは決して特別なものではなく「日常生活の中の心理臨床」として、どなたでも気軽にご相談いただけるよう心がけています。

スーパービジョン

心理療法全般に対するスーパービジョンを行っています。特にスクールカウンセリングでの対応や催眠療法でのアプローチの工夫などに力を入れて指導しています。催眠療法に関し、日本臨床催眠学会、日本催眠医学心理学会のふたつの指導者資格を持っています。特に催眠は、臨床経験に基づく技術力という部分が大きく、臨床心理士、医師の方からのご相談を多く受けております。陪席についても希望が多く、クライエントの症例によっては受け入れ可能です。

講演・セミナー

学校や企業など一般の方向け、また医療や福祉関係に従事している対人援助職の方々を対象に、講演や指導セミナーなどのご依頼も受けております。特にストレスマネジメントについてはニーズが高く、職場のメンタルヘルスやアンガーマネジメントの方法、ハラスメント防止のための管理職のコミュニケーションスキル育成などの研修を数多く行ってきています。