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11月18日(土)~19日(日) 日本臨床催眠学会第22回大会(広島大会)にて、学会企画の対談を行いました。

日本臨床催眠学会第22回大会(広島大会)が広島経済大学を会場に行われました。今大会のメインテーマは「催眠とコンパッション」で、ゲストの東京成徳大学の石村邦夫先生の記念講演があり、第3世代の認知行動療法の動きとして、アメリカを中心に「マインドフルネス」とともに注目されている「コンパッション」(慈のこころ)について、科学的な視点を基本に据えたエビデンスベースドな心理療法技法である「コンパッションフォーカスドセラピー(CFT)」について講演して頂きました。マインドフルネスもそうですが、その技法の背景には仏教思想があり、その点をわかりやすく石村先生は解説されました。

この「コンパッション」(慈のこころ)の考え方は、臨床催眠を実践する際の臨床観・人間観にも通じることがありますので、その点を討論の主題にした石村先生と筆者との対談が講演後に組まれており石村先生との対談を通して私も学ぶところが大きかったです。