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11月2日(土)~4日(月・祝) 日本臨床催眠学会第24回大会、日本催眠医学心理学会第70回大会合同大会-上級研修講師を務めてきました。

上記日程で会場は駒澤大学深沢学舎にて実施されました。本来の大会長であった駒沢大学教授、八巻秀先生が811日に急逝されたため、かなりの混乱があったようですが、実行委員会メンバーの献身的な働きによって当初の予定通りの素晴らしい大会になりました。

私は初日の研修会にて上級研修会講師を担当しました。昨年、日本催眠医学心理学会第69回大会にて初めての試みであった事例を基にした技法研修が好評で今回も連続して同じテーマで行われました。事例は4例集まりましたが、その内の2例を選択して、それぞれの事例に対してどのような臨床感覚で催眠技法を適用するかを考えるのに十分なテーマを持った事例でした。

1例目は催眠鎮痛に対する「気逸らし法」や認知行動的なアプローチとしての「ボディスキャン瞑想法」の適用に関して、また、2例目はC-PTSD症状が背景に漂う事例に対して催眠適用する際の重要なポイントについて、参加者相互の事例検討のディスカッションを通して、充実した検討ができたように思いました。

講師が一方的に研修する研修方法でなく、それぞれの立場からのディスカッションを入れた研修方法を取り入れて相互実習を含めた研修ができ学びの多い研修だったように思いました。