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9月30日(土) 日本心理臨床学会自主シンポにて指定討論者を行いました

930日(土)にオンラインによって開催された日本心理臨床学会の自主シンポ「催眠を生活臨床に活かす、古くて新しい臨床催眠の可能性―アウトリーチ、トラウマインフォームドケア、生活臨床、安心と安全―」にて、指定討論者として若手の臨床家にアドバイスを行いました。

話題提供者は、企画者でもある片山宗紀先生(国立精神・神経医療研究センター),南澤甫先生(西部・比企地域支援センター),倉原啓太先生(社会医療法人聖ルチア会聖ルチア病院)の新進気鋭の3名でした。「自然トランス」,「自発的トランス」を活用して、アウトリーチやトラウマインフォームドケア,精神科デイケアグループでの生活臨床という臨床の場で催眠状態(トランス)を活用したアプローチの試みを報告されました。患者(クライエント)の心の安心・安全を第一に守ることを共通の臨床観として示されて非常に有意義なシンポジウムとなりました。当初の我々の予想に反して92名もの参加者があり驚きでしたが、臨床の場での催眠の新たな活用という点で注目されたものと思われました。