1月9日（月）と10日（火）の2日間、スイスにあるKLAS（Kumon Leysin Academy of Switzerland：スイス公文学園高等部）で講演を行いました。

教職員向けには、「学校における生徒の心の健康を考える－対応に苦慮する生徒への配慮のあり方を中心に」というタイトルで、また、管理職向けには「コ・クリエーションを活かした職場づくり－ストレスマネジメントと“共創”による新たなメンタルヘルス－」というタイトルで研修を中心とした講演を2本行いました。対面ではまだ難しい事情がありましたので、オンライン研修という形式で行いました。

バイリンガルな校風を持つKLASでは教職員の考え方や生徒への接し方などでは多少意識の違いもあったのですが、基本的には生徒への接し方の基本は同じなのだなと感じました。質問も多かったのですが、国柄に応じた解答ができたのか少し不安でしたが、何とか通じたのではないかと思いました。

また、日本とスイスでは教職員の働き方に対する考え方も多様で、メンタルヘルスへの考え方も、文部科学省主導の日本の学校教育とは異なる点もあり、私自身も学びの多い研修でした。